ときどき日記、早速更新します。
皆さんは、音楽配信のサービスを利用したことはありますか?
レコチョク、iTunes store、Amazon MP3などいろいろありますね。
配信されている音源を聴いて、
又は自分の持っているCDをiPodなどの携帯プレーヤーで聴いて
「なんだか音良くないな~」
と思ったことはありませんか??
iTunesの初期設定では、CDから取り込まれるファイルのビットレートは
128kbpsです。
PC用の配信サービスも多くがこのビットレートです。
PC用の配信サービスも多くがこのビットレートです。
CDの音の情報量は44.1k/16bitですが、これをビットレートで言うと
1411kbpsになります。
つまり、配信では10分の1以下に圧縮され音の情報量が減っているということになります。
大体どれくらいかというと、
350mlの缶と比べると、お猪口1杯(約30ml)くらいになってしまいます。。
これでは足りないですよね!?!?
実際の音楽を聴いてお猪口1杯に感じることはないかもしれませんが、
圧縮される際に、奥行きが無くなってしまったり高域がコモってしまったりと
音のイメージやバランスは崩れてしまっています。
音のイメージやバランスは崩れてしまっています。
ちなみにiTunes storeでは先月サービスが新しくなり、
全ての音源が256kbpsで配信されることになりました。
お猪口2杯分になったということですね。。
私達が携わった作品の数々もCDと同時に配信でもリリースされていますが、
できればアーティストや現場の人達と一緒に作った音が、
変わらないイメージでユーザーまで届いて欲しいと思っています。
次回は、そのあたりのスタジオで行っている工夫などを
書いていきたいと思います。
by段